1.まず遺言・相続に関する基礎用語を押さえましょう
1.相続(そうぞく)
人が亡くなった時に、その人の権利・義務を親族が承継すること。
承継する親族を相続人(そうぞくにん)、亡くなった人のこと被相続人(ひそうぞくにん)と言います。
2.法定相続分(ほうていそうぞくぶん)
法律で定められた各相続人の相続分。
3.遺産分割(いさんぶんかつ)
相続人全員で話し合い(遺産分割協議)、どの相続人がどの遺産を承継するか決めること。
法定相続分は過渡的なもので、遺産分割の効力は相続時(被相続人が亡くなった時)にさかのぼります。
4.遺言(ゆいごん、いごん)
死後の遺産の分け方について、本人の最終意思を書くこと
遺言する人を遺言者(ゆいごんしゃ、いごんしゃ)、遺言を書いた書面を遺言書(ゆいごんしょ、いごんしょ)と言います。