相続登記放置のデメリットとは?その4(数次相続)
■相続人が亡くなってさらに相続が… 相続登記を放置するデメリットの1つに、相続人に相続(数次相続)が発生し、手続の複雑化や、想定外の代償分割金が必要になる、という点が挙げられます。 次のような事例で見てみましょう。 ●事例(相続登記を放置して“罰金”250万円取られた話) 相続が発生し、被相続人の相続人が妻と長男とします。 長男は思いました。 「親父が亡くなってもうすぐ3年。そろそろ相続登記する頃だけど、相続人は母さんと俺だけ。後でもいいか」 ところが、長男は不慮の事故で突然、亡くなってしまっ…