北広島にこやか遺言相続相談室|相続登記 遺言書 家族信託

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Q3-1 私は遺産をもらうつもりがありません。相続放棄すべきですか?

■多くの人が「相続放棄」を誤解している?! 全く個人的な感覚ですが、一般の方が意味を誤解されている法律用語の第1位、それが「相続放棄」です。 相続放棄とは、「遺産をもらわないこと」ではなく、「初めから相続人でないものとみなされる」ことであって、遺産をもらわないことはその結果にすぎないのです。 ん?どういうこと? では次の項でもう少し具体的に説明します。 ■相続放棄は被相続人に借金が多い時にするもの あくまでも一般論ですが、相続放棄というものは、被相続人に借金が多い場合にするものです。 不動産や預貯金などプラ…

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Q3-2 故人に借金が多いので相続放棄をしようと思います。注意すべき点は何ですか?

■預貯金には手を付けない 原則として、遺産を使ってしまうと相続放棄できなくなります。 相続放棄とは、相続人であることそのものをやめてしまうことです。 参考ページ Q3-1 私は遺産をもらうつもりがありません。相続放棄すべきですか? 故人の借金から逃れられる代わりに、プラスの遺産である不動産や預貯金を引き継ぐこともできません。 よって、預貯金を使うなど、遺産を処分しまった相続人は、相続放棄ができなくなってしまいます(民法第921条)。 ■例外もあります とは言え、すべての処分行為によって、相続放棄ができなくな…

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Q3-3 父が生前、借金をしていることが督促状によって発覚しました。3か月以上経過しているので相続放棄できないのですか?

■相続放棄は原則、3か月以内 相続放棄ができるのは、「自己のために相続の開始があったことを知った時から三箇月以内※」(民法第915条1項)とされており、これを過ぎると相続を承認したものとみなされてしまい(民法第921条1項2号)、権利だけでなく、債務などの義務も承継しなければなりません。 ではこれを過ぎてしまったら、絶対に相続放棄はできないのでしょうか? ※この3か月を「熟慮期間」と呼びます。 ■事情があれば3か月経過後でも相続放棄できる場合がある 例えば相続人が被相続人に債務があったことを知らないことにつ…

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Q3-4 未成年の子の母で親権者である私は、子を代理して相続放棄できますか?

■原則として、特別代理人の選任が必要 夫Aが亡くなり、未成年の子Bの相続放棄を親権者である母Cが代理して行うことは、原則としてできません。 なぜなら子が相続放棄することにより、親権者Cの相続する財産が増える場合もあるため、子Bと親Cの利害が対立するからです。 これを利益相反(りえきそうはん)行為と言い、家庭裁判所に申し立て、特別代理人の選任をしてもらう必要があります。 特別代理人と言っても、親戚(伯父、伯母、祖父、祖母等)にお願いして、候補者になってもらい、特に問題がなければその候補者が特別代理人となること…

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Q3-5 父が多額の借金を抱えています。亡くなる前に相続放棄はできますか?

■生前の相続放棄はできない。が… 残念ながら、その質問に対する答えは、「NO」です。 相続放棄は、相続が開始して(≒父が亡くなって)初めてできることです(東京高決昭和54年1月24日)。 「生前の相続放棄は?」と聞かれたら、「できない」としか答えようがありません。 ですがお気持ちはわかります。 要は「父の債務を引き継ぎたくない」「その不安から早く解放されたい」ということですよね? それに対しての方法ならいくつかあります。 方法1 父の死後、すぐに相続放棄ができるよう準備だけしておく 相続放棄の申述自体はでき…

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